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2023-08-02 13:10:00

運動機能の衰えを感じる方は将来…!?

かずあき鍼灸整骨院です。

 

 

日常生活や運動時に、以前よりも動きにくさを感じる場合は、運動機能が衰えてきていることが考えられます。

(運動機能の衰えは20代半ばから少しずつ始まるといわれています)

 

 

 

身体の歪み・関節の硬さ・筋力低下などがあると、身体を動かしにくくなります。

 

 

 

これを言い換えますと、運動器の機能低下という状態です。

(※運動器=骨・関節・筋肉・神経などの総称)

 

 

 

ちなみに、ロコモティブシンドロームという言葉をご存じでしょうか?

 

 

 

言葉の定義といたしましては、

 

「立つ」「歩く」など移動するための能力が衰えた状態のこと

 

と言われています。

ロコモーション locomotion=移動

 

 

これはまさに、運動器の機能低下と同じ意味です。

 

 

 

※ロコモティブシンドロームの公式サイトはこちら

 

 

 

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ロコモとは?

(日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト)

 

 

 

ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)は、軽い方も含めると全国に約4500万人と推定されるそうです。

 

 

全人口の約1/3以上になるので、かなり多いですね…。

 

 

【簡単なロコモチェック✔】 

・片脚立ち上がりテスト

反動をつけずに片脚で40cmの椅子から立ち上がれますか?

  

 

 

ロコモチェック.jpg

 

片脚で立ち上がれますか?

(日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト)

 

 

 

※立ち上がれなければ、ロコモだといわれています。

 他にも検査は色々あるので、詳しくは上記のリンクからご覧ください。

 

 

 

ちなみに、このロコモが今とても社会問題になっています。

 

 

ご存じの通り、我が国は未曽有の高齢化社会になっております。

 

膨張した介護費や医療費により、国や自治体の財政が圧迫されています。

 

 

ロコモはこの介護費や医療費に大きく関与しています。

 

厚労省が出しているデータによりますと、介護になる原因の第一位はこの運動器の障害と言われています。(約25%

 

 

 

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要支援・要介護の原因

(厚生労働省2019年国民生活基礎調査の概況より改変)

 

 

 

恐いことに、関節や筋肉が衰えているロコモの方は、進行すると将来介護を受けることなるかもしれません。

 

 

できることなら、最期まで人の手を借りず自分の足でトイレにも行けて、ピンピンコロリで人生を全うできれば幸せだと私は思います。 

 

 

その為にも、ロコモを予防して健康を貯金しておかなければなりません。

 

 

このように、ロコモは個人の生活の質や、国の未来に大きく関係しています。

 

 

 

また、ロコモを防ぐためには、筋肉を維持することがとても重要だと言われています。

 

そのため、日常生活だけでは筋力は向上しませんから、筋トレを習慣にしていかなければなりません。

 

 

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足腰を鍛える筋トレ

 

 

 

しかし、ここで問題があります。

 

 

背骨やその他関節の歪みがあり、関節が硬くなっている場合や、変形性の関節症の方などは、効率的に筋トレができません。

 

筋肉を鍛えようとしても、関節が滑らかに動かせないので、摩擦により炎症が起きて痛みが出たり、関節軟骨が更にすり減ってしまいます。

 

 

変形性膝関節症の方が、膝の筋肉を鍛えてもいっこうに膝の痛みが取れない場合など、まさにこのパターンです。

(※膝を曲げられないのに無理に動かそうとすることは、余計に関節を破綻させる行為です!)

 

 

筋力も大事ですが、まずは関節が滑らかに動かせることのほうが重要なんです。

 

 

これをモビリティファーストといいます。

(モビリティ:動き)

 

 

関節がスムーズに動く状態であれば、筋トレや有酸素運動などが安全かつ効率的に行えます。

 

このように段階を経て、少しづつ筋力をつけていき、ロコモを予防することが大切です。

 

 

 

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筋トレの前にまずは痛みがなく関節がスムーズに動かせることが大切

  

 

 

 パーマー系カイロプラクティックでは、関節の問題を解決しモビリティ(関節の動き)を改善することが可能です!

 

 

関節の問題は、筋肉の治療だけでは改善しません。

 

どこの関節に問題があるかを、検査や触診により見つけ出し、それを整える治療を行わない限り治ることはありません。

 

 

 

※関節の治療の重要性についてはこちら

 

 

   

今現在の身体は、今迄の習慣により作られています。

 

悪い使い方をしたり、正しい治療によるメンテナンスをしていなければ、良い状態は保たれていないことでしょう。

 

 

ということは、未来の身体はこれからの習慣により作られます。

 

 

5年後10年後の将来を見据えて、今からできることをしていきましょう。

 

 

 

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運動器の機能改善は、当院にお任せください!

 

 

当院では、

  • 「ロコモを予防して充実した人生を送りたい」
  • 「好きな運動をいつまでも続けたい」

と思われている方々のお力になれると思います。

 

 

※ちなみに、運動(スポーツ)を楽しめる状態というのは、まずは日常生活に何不自由なく過ごせている状態でなければなりません。

日常動作で痛みなどがある状態では、安全にスポーツを行うことは難しく、続けていると更に身体の状態は悪化していきます。