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2026-04-22 18:42:00

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【治療のカテゴリー 目次】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026-04-22 18:40:00

【テニス肘】(外側上顆炎)がなかなか治らない理由|原因と改善のポイントを解説

「安静にしているのに治らない…」
そんな肘の痛みでお悩みではありませんか?

 

 

かずあき鍼灸整骨院です。

 

 

今回は、肘の痛みでお悩みの方に多い「テニス肘(外側上顆炎)」についてお話しします。


(ちなみに肘の内側の痛みは「内側上顆炎」といい、ゴルフ肘や野球肘と呼ばれることもあります。)

 

 

 

25089983.jpg

 

 

 

テニスでは特にバックハンド動作の際に痛みが出やすいのが特徴です。

 

 

ただし、テニスをされていない方でも、日常生活で肘や手首・指をよく使う方は同じような状態になることが多く、実際にお悩みの方は少なくありません。

 

 

例えば、タオルを絞るときや、風呂桶を持ち上げるときなどに、肘の外側にズキッとした痛みを感じることがあります。

  

 

一般的には「使いすぎが原因なので安静に」と言われることが多いですが、それだけではなかなか改善しないケースも多いのが現実です。

 

 


【なぜ治りにくいのか?】

 

安静にしていたり、痛みが出ているスジ(腱)や筋肉をほぐしたりしても、使うと再び痛みが出る――そのような状態が長く続く方は少なくありません。

 

 

これは、痛みの出ている部分だけにアプローチしていても、根本的な原因が改善されていないため、組織の修復が十分に進まないからだと考えられます。

 

 

その原因の一つとして、関節のズレ(ミスアライメント:関節の位置や動きの偏り)が関係している場合があります。

 


関節のバランスが崩れることで、腱や筋肉に常にストレスがかかり、伸張や摩擦が繰り返されやすい状態になります。

 

 

また、体幹(背骨)をうまく使えていない状態では、本来全身で分散されるはずの力が腕に集中し、末端である肘に過剰な負担がかかり続けてしまいます。

 

 

私が考える、テニス肘がなかなか改善しない主な理由は以下の2点です。

① 骨組み(関節)の問題が改善されていない
② 体幹の連動がうまく使えず、末端である腕に負担が集中している

 

 

このように、痛みが出ている部分だけでなく、「なぜそこに負担が集中しているのか」を見極めることが重要になります。

 

 

そのため、湿布やマッサージで一時的に楽になっても、根本的な原因が変わっていなければ再発しやすくなります。

 

 


【テニス肘はどこで起きているのか?(解剖学的に解説)】

 

テニス肘(外側上顆炎)は、主に「短橈側手根伸筋」という筋肉の付着部で炎症が起きているとされています。

 

 

 

肘筋肉.jpg

 

 

 

この筋肉は、手首を反らす(伸ばす)ときに収縮します。

 


逆に、手首を曲げるときには引き伸ばされてストレッチ状態になります。

 

 

そのため、収縮時や引き伸ばされた際に痛みが出やすくなります。

 

 

つまり、手首を使う動作の繰り返しによって、肘の外側に負担がかかり続けてしまう状態です。

 

 

肘の関節は、上腕骨・尺骨・橈骨の3つの骨で構成されています。

 

 

 

肘関節.jpg

 

 

 

上腕骨と尺骨の関節(腕尺関節)は、曲げ伸ばしを行う関節です。

 


また、橈骨と尺骨の関節(橈尺関節)は、前腕の回転(回内・回外)を担っています。

 

 

さらに、上腕骨と橈骨の関節(腕橈関節)も存在し、これらが連動することで肘や前腕の動きが成り立っています。

 

  

これらの骨の位置や動きにわずかな偏り(ズレ)が生じるだけでも、腱にかかる張力は変化し、結果として特定の部位に負担が集中しやすくなります。

 

  


【カイロプラクティックでのアプローチ】

 

カイロプラクティックでは、筋肉だけでなく、根本的な原因となる関節の問題に対してアプローチしていきます。

 

 

橈骨や尺骨、または手関節などにわずかなズレ(関節の動きの偏り)が生じることで、特定の腱に負担が集中し、引き伸ばされ続けている状態になります。

 


当院では、このような関節のバランスを整えることで、腱や筋肉にかかるストレスを軽減していきます。

 

 

ズレ方は様々ですが、代表的な例をいくつか挙げておきます。

 

 

 

橈骨後方変位.jpg

 

 

尺骨後方変位.jpg

 

 

 

これらの関節のズレは、矯正によって正しい動きへと導いていきますが、一度で完全に安定するわけではありません。

 

 

繰り返し適切な矯正を行うことで、徐々に良い状態が定着していきます。

 

 

 

 ガンステッド肘アジャスト.jpg

 

 

 

また、背骨の調整を行うことで体幹の連動性も改善され、結果として末端である腕への負担も軽減されていきます。

 

 

このように当院では、局所だけでなく全体のバランスを整えることで、肘にかかる負担そのものを変え、痛みの改善を目指していきます。

 

  


【まとめ】

 

このように、長引く肘の痛みは関節が問題かもしれません。


関節に問題がある場合は、その部分に対する適切なアプローチが必要になります。

 

 

当院のパーマー系カイロプラクティックでは、肘の関節の問題や体幹(背骨)の問題を解決できます。

 

 

筋肉のアプローチだけでは良くなられていない方は、一度ご相談ください。

「なぜそこに負担がかかっているのか」を見直すことが、改善への第一歩となります。

2026-03-14 10:00:00

【ボキボキ】の正体とは?岡山市のカイロプラクターが物理学と解剖学で解説する矯正の仕組み

 

かずあき鍼灸整骨院です。

 

今回は、骨のボキボキについてお話をしたいと思います。

 

 

 

●矯正で音が鳴る「ボキボキ」の正体は窒素ガス

 

骨に速い刺激を加えて矯正するテクニックのことをスラストといいます。

 

 

よく患者さんに「骨をボキボキするの?」「ボキボキは安全なの?」と聞かれます。

 

 

 

治療をする人間が、関節の構造を理解して正しい方向に骨を動かせば関節が鳴ったとしてもなんの危険もありません。

 

 

 

そもそも正しく治療をしているカイロプラクターは、ボキボキ鳴らすことを目的としていません

 

 

 

岡山市のかずあき鍼灸整骨院によるガンステッドテクニック頸椎矯正の解説図

 

ガンステッドD.C.の頚椎矯正

ガンステッドカイロプラクティック科学&芸術

ルネッサンスジャパン 塩川満章 引用

 

 

 

※ガンステッドテクニックについてはこちら 

 

 

 

関節に対して治療を行い、それに伴い結果的に関節が鳴っただけの話です。

 

 

 

(※関節治療の必要性や“ズレ論争”などについてはこちら

 

 

 

目的はあくまで、正しい位置にミリ単位で骨を戻すことです。

 

 

逆にいえば、音は鳴ろうが鳴るまいが正しく骨が動いていればそれで良いのです。

 

 

 

背骨の骨が数ミリでも位置が悪くなると、神経の出入り口に影響が出ます。

 

 

パーマー系カイロプラクティックでは、背骨のズレにより悪くなった神経の流れを改善させるために、そのズレを矯正していきます。(※詳しくはこちら

 

 

 

関節に対して刺激をしますので、関節の中の圧力が変わり窒素ガスが弾けて「ボキッ」と音が鳴ります。(キャビテーション現象から生じるクラック音)

 

 

※関節の音が鳴ると脳内物質である「エンドルフィン」が出るといわれています。それによりスカッとした気持ちよさを感じますが、動かしたい骨が正しく矯正されているかは全く別の話です。(正しく矯正されたかの判断は触診などで確認します)

 

 

 

 ●なぜカイロプラクティックでは、わざわざ怖がられる恐れのあるスラスト(素早い刺激)を治療で用いているのか?

 

理由は、スラストにはメリットがあるからです。

 

 

 

それは、数学の力積(力×力が加えられた時間)が関係するのですが、簡単にいうと「だるま落とし」の原理です。

 

じわっと押すよりも速く押す方が、上下との摩擦が少なくすみます。

 

 

  

カイロプラクティックのスラストを説明するだるま落としの原理

 

 

 

テーブルクロス引き」も同じ原理です。

 

 

要するに、速く動かすことで周りの組織に負担をかけずに、動かしたい所だけを動かせる利点があるのです。

 

 

また、運動エネルギーも関係しています。

 

簡単に説明しますと、トンカチを想像してください。

 

 

 

運動エネルギーの法則を用いたカイロプラクティック矯正の効率性

 

 

 

釘をじわっと押してもなかなか埋まっていきませんが、素早く打つことでより力が伝達されて釘を打つことができます。

 

ちなみに、トンカチの頭の重さを倍にしてもエネルギーは倍にしかなりませんが、速さは二乗ですので、速さが倍になるとエネルギーは4倍になります!

 

 

K = 1/2mv^2

 

 

スピードを使うことで、効率的に運動エネルギーを増幅させることができます。

 

 

 

●安易な回旋(ねじり)矯正に潜むリスクと解剖学的視点 

 

スラストにおいて、速く押すことのメリットをお話ししましたが、逆にデメリットもあります。

 

 

スピードを使うのでブレやすく、力の方向や強弱のコントロールが難しくなります。

 

 

背骨はとても複雑な構造をしております。

 

 

脊髄神経や椎骨動脈(頚椎)・椎間板やルシュカ関節頚椎などにどのようなリスクがあるのかを考えないといけません。

 

(※首の回旋矯正を長年受け続けている方や、自分で首を鳴らすことをされている方は、くちばし状変形の部分がルシュカ突起とぶつかり、それにより骨折していたりします。)

 

 

解剖学の重要性を考慮せず「ボキボキと鳴らすことを目的」に回旋を主とした矯正などを行うと非常に危険です。(YouTubeなどSNSで散見されます)

 

 

 

● 一人ひとりの関節に合わせたオーダーメイドの刺激量

 

当院において治療で用いている「ガンステッドテクニック」では、椎骨の後方変位を取り除くことを重要視しておりますので、後方から前方への矯正が主となります。

  

列車はレールに沿って動かないと脱線してしまいます。

 

脱線しなくても大きな力がかかればレールや車輪が歪みます。

 

関節も同じでレールのように動かせる方向は決まっております。

 

 

 

椎間板の方向に合わせた背骨の正しい矯正方向

背骨の正しい矯正方向(椎間板の方向で後方から前方)

ガンステッドカイロプラクティック科学&芸術 ルネッサンスジャパン 塩川満章 引用

 

 

 

また、回旋がメインの矯正は音は鳴りやすいですが、頚椎や腰椎などを正しいカーブに戻すことはできません。

 

いつまで経っても背骨の機能は改善しないのです。

 

 

ちなみに、関節の固さは個人差があり、矯正の方向や力加減は一人ひとり全く違います。

 

関節が硬く可動域がせまい方に強い力でいき過ぎた矯正を行うと、逆に組織を傷めてしまい炎症などがおきてしまいます。(人為的な捻挫といえます)

 

 

また、原因の骨ではなく、補正作用(カンパンセーションといいます)の骨など、間違った部分に矯正を受け続けている方は、どんどん状態は悪化していきこじれてしまいます。

 

 

当院ではそのようなリスクを理解した上で、慎重かつ丁寧に関節の治療を行っております。

 

 

 

※嫌がられている方に無理にスラストを行うことは致しません。

また、年齢や柔軟性などを考えて、お一人おひとりに合った治療方法を使い分けますので、年配の方や小さいお子様もご安心ください。

 

 

 

※ご高齢で骨粗鬆症などがある場合でも骨に対する治療を行いますが、治療方法や刺激量を慎重に判断してお一人お一人に合った施術を行っています。

 

  • 解剖学的に骨のどこが折れやすいのか?
  • 物理学的に骨にどういう外力が加わると折れるのか?
  • 生理学的に骨密度や骨質が低下した場合に、どの程度強度が変化するのか?

 

これらを把握し、少しでもリスクがあると判断した施術方法は行っておりません。

 

 

 

●当院が「鳴らすこと」を目的とした要望をお断りする理由

 

当院では、「ボキボキ鳴らしてほしい」という要望はお断りしております。

 

今までお話ししたように、当院の治療方針は身体の機能を改善していくことです。

 

治療において関節が"鳴る"ことはありますが、"鳴らす"ことを目的としていません。

 

鳴らすことが目的になれば、適切な刺激ではなくなり、機能改善していかないからです。 

 

 

 

  • 私がカイロプラクティックを選んだ理由についてはこちら 

 

 

  

  • パーマー系カイロプラクティックが「治る理由」についてはこちら

 

 

 

  • 骨盤は歪む?歪まない?についてはこちら

 

 

 

  • 治療家がすぐには手にすることができないものについてはこちら
2025-10-14 16:49:00

なぜ私は【カイロプラクティック】を選んだのか?治療家としての原点とこだわり

今回のブログは、なぜ私がカイロプラクティック(パーマー系)を学ぼうと思い、現在も治療の軸になっているのかについて書こうと思います。

 

 

 

●筋肉へのアプローチに行き詰まる

 

柔道整復師や鍼灸師の免許を取得し数年間は、慢性症状の方への治療は筋肉へのアプローチをメインにしていました。

 

 

その頃は、「筋肉が緊張するから痛みやさまざまな症状の原因になっていて、それを柔らかくすることができれば楽になるだろう」と考えていました。

 

 

とにかく触れる筋肉は全部触れるようになってやろうと、触診の本を何冊も買って勉強したりしていました。

 

 

深い部分の触りにくい筋肉を触れるようになった時はとても嬉しかった記憶があります。 

 

 

もっと深い部分の筋肉については鍼でどの場所を、どのくらいの角度で、どの深さまで刺せば狙った筋肉に到達するのかも探求していました。

 

 

このようにして、狙った筋肉を押したり揉んだりストレッチで伸ばしたり、電気療法や鍼でゆるめたりしながら慢性症状の患者さんの治療にあたっていました。

 

 

緊張していた筋肉が柔らかくなると、血流もよくなり痛みなどの症状も緩和され施術後はとても喜ばれておりました。

 

 

しかし多くの慢性症状の方の場合、その時は楽になっても数日後にはまた同じ状態にもどっているということがあり、長い目で見ると良くなっていないという経験をしました。

 

 

その時は良いのですが、右肩上がりに積み重ねている感じがありませんでした。

 

 

特に長年患っている方や、こじれている方、(ぎっくり腰など)急性炎症の方、神経症状などがある難しい患者さんには、到底対応などできていなかったと今は思います。

 

 

このように、臨床に出て三年間くらいは筋肉のアプローチを一生懸命に頑張っていたのですが、越えられない壁を感じていました。

 

 

「施術してもらった後は良いんですけど…また戻ってしまいます」という言葉をよく聞いていました。 

 

 

自分の中にも「以前よりも筋肉がすぐに硬くなっているな。数年前よりも姿勢が悪くなっているな。」など"患者さんを治せていない"という気持ちが湧き出ていました。

 

 

 

●筋肉は"被害者"であるという考え方

 

今では、慢性症状において筋肉の緊張は、骨組みの崩れなどをかばっていることがほとんどであると考えています。

 

 

背骨のカーブが崩れていたり、身体が傾いたり捻じれていたりすることで、負担の掛かった部分の筋肉は緊張することになります。(骨組みが崩れる“原因”は、日々の姿勢や動き方、過去のケガなど様々です。)

 

 

この場合、筋肉は被害者であり原因ではないんです。

 

 

壁にぶち当たったことで、もっと別の治療法がないかと模索していました。

 

 

それまでは筋肉に対する治療法ばかりを追いかけていましたが、関節についての治療法は学んだことはありませんでした。

 

 

関節のアプローチ、特に背骨に対する手技療法においては「カイロプラクティックが有名だな」という浅い認識でしたが、少しずつ興味がわいてきていました。

 

 

 

●師匠との出会いと、繊細なカイロプラクティックへの転換

 

そのようなタイミングの時に、治療家の先輩に紹介していただき、中濱秀彦先生のもとで勉強させてもらえることになりました。

 

  

それまでカイロプラクティックや関節に対する治療法は学んだことはなかったので、習い始めは全く違うアプローチであり目から鱗でした。

 

 

 

一番の印象は、「こんなにも繊細で、思慮深いことをしているんだ!」でした。

 

 

 

それまで持っていたカイロプラクティックのイメージは、アジャストなどとてもダイナミックであり刺激が強そうなイメージでした。

 

 

アジャストをやる側もパワーが必要なのではとも思っていました。

 

 

しかし、中濱先生から学んだカイロプラクティックは、とても繊細であり、パワーは必要としていません。

 

 

また、「なぜその骨を矯正する必要があるのか?」という点についても、非常に深く考えられた上で治療されていると感じました。

 

 

単に関節の可動域を良くするということでなく、神経の働き(自律神経)にアプローチし、自然治癒力の向上まで見据えられている点に驚きました。


 

 

メインとなるテクニックは、パーマー系カイロプラクティックである"ガンステッドテクニック"といい、骨盤から背骨全体を矯正により治療するテクニックになります。

 

 

背骨のカーブや傾き捻じれを改善し、神経の出入り口である"椎間孔"での神経圧迫を改善していきます。

 

 

その為には、背骨のズレをミリ単位で触り分けないといけません。

 

 

モーションパルペーションという触診方法なのですが、一つ一つの関節の遊びを確認する方法であり、まずは確実に狙った骨に触れられていないといけません。

 

 

繊細な触診はとても難易度が高く、すぐに習得はできません。

 

 

解剖学的な知識や、研ぎ澄まされた感覚が必要となります。

 

 

頚椎の棘突起や椎弓を一つ一つ触り分けたり、胸椎の横突起をそれぞれ特定したり、仙腸関節の変位を見つけることなど初めは全くできませんでした。

 

 

ちなみに、日々患者さんへの施術で、指で力を入れて筋肉をマッサージなどしていると、指の感覚はどんどん乏しくなっていきます。

 

 

ミリ単位の違いを触り分けるには、治療家は日頃から手(特に指)に力を入れるということは、できるだけ控えたほうがいいんです。

 

 

ズレを見つけたら今度はそれをミリ単位で繊細に矯正しなければいけません。

 

 

矯正の際、力加減や力の方向が正しくないと良くなりません。

 

 

それを間違えると人為的な捻挫のような状況にもなりかねません。(矯正はゴルフのパターのような繊細なイメージです)

 

 

このように私が学んだカイロプラクティックはとても繊細で奥が深く、習得には時間がかかります。(一芸十年といいますが十年でも全然まだまだな世界です)

 

 

今では、治療で筋肉をほぐす行為など、カイロプラクティック以外の施術は全く行っておりません。

 

 

それでも、筋肉のアプローチをしていた頃に比べて、確実に患者さんは機能改善して良くなられています。

 

 

また、以前は難しくて結果が出せていなかった症状にも、パーマー系カイロプラクティックで対応できるようになってきています。

 

 

ちなみに私は、2013年より「なかはまカイロプラクティックテクニックスクール」に生徒として通い始め、2016年からは中濱先生の弟子(スタッフ)として毎月通わせていただき、現在も継続して勉強をさせていただいております。

 

 

  

●最後に

 

このようにテクニックや医学的知識も日々研鑽していかなければいけませんが、これだけでは難しい慢性症状の患者さんは治せません。

 

 

どれだけ技術が優れていてもそれだけではダメなんです。

 

 

技術と同じくらい大事なことがあり、中濱先生にはこの"大事な部分"についても教えていただきました。

 

  

 

師匠の中濱先生は手だけで多くの難しい患者さんを助けられています。

 

 

  

まさに自分が目指す理想の治療家像です。

 

 

まだまだ積み上げている途中ですが、前を歩かれている師匠に少しでも近づけるように日々精進していきたいと思います。

 

 

 

 

  • カイロプラクティックの詳しい説明はこちら

 

 

 

  • 関節についてや“ズレ論争”についてはこちら

 

 

 

  • 治療家がすぐには手に入れることができないものついてはこちら
2025-09-15 18:30:00

【めまい・耳鳴り・難聴・耳閉感】の原因は首?自律神経を整える上部頸椎の調整

かずあき鍼灸整骨院です。

 

今回は、めまい耳鳴り難聴耳閉感などの症状について書きたいと思います。

 

病院で検査しても原因が特定されず、お困りの方々に是非読んでいただきたいと思っております。

 

 

 

22838214.png

 

 

 

また、めまいや耳鳴り・難聴・耳閉感の症状以外にも、特に疲れたときなど、

 

 

・頭痛がおきる

・歯が浮く

・目の周りがピクピクする

・顔がチクチクする

・顔がこわばる

・片方のまぶたが落ちやすくなる

・物を飲み込みにくくなる

・唾液が出にくくなる

 

 

など、不定愁訴(脳などに問題がなく、原因の特定できない様々な症状)がある方々にも関係する内容になっております。

 

 

これらの症状に共通しているものがあります。

 

 

それは「脳神経」と呼ばれる末梢神経です。

 

 

末梢神経とは、中枢神経(脳・脊髄)と「身体の隅々」をつなげる神経のことです。

 

末梢神経は、脳から出る「脳神経」(頭蓋底の孔を通る12対)と、脊髄から出る「脊髄神経」(椎間孔を通る31対)に分類されます。

 

 

nousinnkei.png

脳神経12対

 

 

 

脳神経の大部分は、脳の「脳幹」とよばれる部分に神経核(神経細胞の集まりで司令塔になる所)があり、そこから12対でている神経です。

 

 

 

脳神経の働きは様々で、

 

 

・見る(視神経)

・聞く(内耳神経

・匂う(嗅神経)

・味わう(顔面神経・舌咽神経)

・平衡感覚(内耳神経)

 

 

など五感と呼ばれる特殊感覚や、

 

 

・内臓のコントロール(迷走神経)

・唾液の分泌(顔面神経・舌咽神経

・嚥下(舌咽神経)

・発声(迷走神経)

・咀嚼(三叉神経)

・表情筋の動き(顔面神経)

・顔面の感覚(三叉神経)

・眼球の動き(動眼神経・滑車神経・外転神経)

 

など働きは多岐にわたります。

 

 

 

このように脳神経とはとても大事な神経なのですが、ここに不具合がおきると様々な症状が出ることになります。

 

 

まさに先ほどお話しした不定愁訴といわれる症状です。

 

 

ちなみに、内耳神経に不具合が起きると、その機能である平衡感覚や聴覚が正常に働かずにめまい耳鳴り難聴耳閉感などの症状がでてきます。

 

 

めまいには、「回転性めまい」と「浮動性めまい」があり、内耳にあるセンサーの違いによると考えられます。

 

回転を感知するセンサーは三半規管傾きを感知するセンサーは耳石器になります。

 

これらのセンサーに不具合が起きると、ぐるぐる回るようなめまい(回転性めまい)になったり、ふらふらするようなめまい(浮動性めまい)になったりすると考えられます。立ちくらみもめまいの一種といわれています)

 

 

また、聴覚のセンサーは蝸牛といわれるところで、このセンサーに不具合が起きると、耳鳴り・難聴・耳閉感になると考えられます。(もちろん内耳以外の中耳や外耳の問題でもこれらは起こり得ます)

 

 

内耳神経以外の脳神経も同様で、不具合が起きるとその神経が正常に働かずに、様々な症状につながる可能性があります。

 

 

 

脳神経に不具合が出る理由は様々ですが、栄養を送っている血液が滞っても不具合が起きる可能性はあると私は考えています。

 

 

脳神経に栄養を送っている動脈は、前からは内頚動脈、後ろからは椎骨動脈といわれる血管になります。

 

脳神経の大部分は脳幹に存在しており、そこにメインに栄養を送るのは椎骨動脈になります。

 

 

 

ついこっちゃん.jpg

 

椎骨動脈(図の番号4)、内頚動脈(図の番号7)

カパンジー機能解剖学Ⅲ 脊椎体幹頭部 A.I.KAPANDJI 著

 

 

 

上の図を見ていただいて分かるように、この椎骨動脈という血管は、頚椎の骨の突起の穴を通っています。

 

第六頚椎から第一頚椎の横突孔とよばれる穴を通って脳に向かっています。

 

 

ちなみに、第一頚椎の部分は特徴的で、椎骨動脈は直角に角度を変えて上がっていきます。

 

直角に角度を変える部分が二か所もあります。 

 

 

下の写真は、針金で片方の椎骨動脈を表しています。

 

右の椎骨動脈を後方から見ている状態です。

 

直角に角度を変えているのが分かると思います。

 

 

 

20672.jpg

 

片方の椎骨動脈を表してる

 

 

 

下の写真は第一頚椎になります。

 

アトラス」と呼ばれる骨です。

(※ギリシャ神話で天空を支えているアトラスという神が由来です)

 

この骨は、他の頚椎の骨と比べて少し特徴的です。

 

この骨のすぐ上には、後頭骨が接しており、直接頭を支えている部分になります。

 

そのため輪っかのような受け皿になっています。

 

動きも特徴的であり、特に頚椎の回旋の動きのメインになる部分です。 

 

 

 

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第一頚椎(アトラス)を真上から見ている状態

上が腹側 下が背側

 

 

 

椎骨動脈は、この第一頚椎に巻きついているように走行しています。

 

先ほどお話しした二か所で急激に角度を変える部分がこの第一頚椎の部分になります。

 

 

 

20674.jpg

 

第一頚椎を真後ろから見ている状態

右椎骨動脈を重ねている)

 

 

 

20675_0.jpg

 

第一頚椎を真上から見ている状態

右椎骨動脈を重ねている)

 

 

 

写真では片方の椎骨動脈しか表していませんが、実際は左右二本の椎骨動脈が合わさり、脳底動脈と名前を変えて脳幹などに栄養を送る血管になっていきます。

 

 

 

椎骨動脈系.png

 

「超」入門!神経解剖 訳 木下眞男 株式会社 総合医学社

 

  

 

このように、頚椎と椎骨動脈は解剖学的にとても関係が深くなっています。

 

正常の頚椎の動きであっても、回旋や側屈の組み合わせにより椎骨動脈の血流量の変化は起きているといわれています。

 

そのため、頚椎の歪み(捻じれや傾き)や変形があると、より椎骨動脈が圧迫や伸張されてしまいます。

 

 

 

まとめますと、 

 

 

・頚椎が歪む(捻じれや傾き)

   ↓

・椎骨動脈が圧迫を受ける

   ↓

・脳神経に栄養が届きにくくなる

   ↓

・様々な不調がでる

 

  

※椎骨動脈が滞り脳神経に不具合がでると説明しましたが、どの脳神経がやられるかは人それぞれです。(一つだけではなく何個かの脳神経症状が一緒にでる方もいます)

 

 

 

本来は、上を向いたり下を向いたりの首の動きでは椎骨動脈は圧迫を受けませんが、頚椎に捻じれなどの歪みがあると、その動きだけでもめまいなどの症状が出たりするようになる方もいます。

 

 

また、第一頚椎は椎骨動脈が二か所も急激に角度を変える部分ですので、より問題は起きやすいのですが、そこばかりとも限りません。

 

(※ちなみにパーマー系カイロプラクティックでは、アトラスのズレを12通り見分けます)

 

第一頚椎以外の部分が原因で、椎骨動脈が圧迫され脳神経症状がでている方もいらっしゃいます。

 

お一人お一人の頚椎を、触診などでどこの骨が問題か?どのようにズレているのか?をミリ単位で見極めなければ治療はできません。

 

ズレを見つけたら今度は、それをミリ単位で戻していかなければ根本解決はいたしません。

 

 

 

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ターグルリコイルテクニック

パーマー系カイロプラクティック 塩川満章 著 科学新聞社

 

 

 

姿勢が悪かったり、頭痛や首痛・肩こりがあったり、寝違えたことがあったりする方は、頚椎に問題をもたれている可能性が高いです。

(頚椎以外が悪くて、それをかばって二次的に頚椎が悪くなっている場合もありえます)

 

そのような方がレントゲンを撮られますと、首のカーブが無くなっていたり、アトラスが歪んで写ることが多いです。

 

 

 

パーマー系カイロプラクティックでは、頚椎やその他骨組みの問題にも対応することができます。

 

頚椎の捻じれや傾きなどの治療を行うことで、椎骨動脈の圧迫を軽減し、脳神経症状に対応しております。

 

 

病院で検査しても、原因が特定できずにずっと患っている方は、もしかしたら頚椎に問題があるのかもしれません。

 

また脳神経症状があり、病院で何かしらの診断がついていて治療をしているが楽になっておらず、何か他の治療法をお探しの方は一度ご相談ください。

 

 

#良性発作性頭位めまい症

#メニエール病

#突発性難聴

#前庭神経炎

#顔面神経麻痺

#三叉神経痛

#起立性低血圧

#偏頭痛

#群発性頭痛

#後頭神経痛

#起立性調節障害

etc.

  

 

 

※最後に 

 

頚椎は椎骨動脈と関係が深いことにより、脳神経症状の原因になったり、またその場合症状を軽減させられることもできると考えています。

 

逆を言えば、頚椎に間違った刺激をすることでそのような血管にダメージを与える可能性もあるということです。

 

また、治療では椎骨動脈以外にも椎間板や靭帯、ルシュカ関節や脊髄神経などにも気を使わなければなりません。

 

このように、解剖学的・運動学的・生理学的に頚椎のことを理解していなければ、首の刺激はとても危険なものになると言えます。

 

当院では、椎骨動脈徒手検査(ジョージテスト etc)などの確認もし、またどういう方向に頚椎を動かすと危険か、どう触れば安全かを正しく理解して治療に当たっておりますのでご安心ください。

ご相談ご予約など: TEL 086-239-8775

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