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2022-02-24 09:20:00

治療家がすぐには手にすることができないもの

※長年様々な施術を受けていても良くなっていない方は是非お読みください

 

 

かずあき鍼灸整骨院です。

 

 

「治療家がすぐには手にすることができないもの」について話したいと思います。

 

 

それは、『患者さんを治す術』のことなのですが、一番重要なのが正確な診立てにたどり着くこと』だと思っています。

 

 

世の中、手技療法は数多ございます。

例えば、筋肉を押す・揉む・伸ばす・鍼を刺す・灸をすえる、

関節を瞬間的に動かす・ゆっくり動かす、

皮膚や筋膜、リンパ組織への刺激など。

 

 

 

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世の中には様々な手技療法が存在します

 

 

 

慢性症状の治療では、これらアプローチの方法よりも大事なことがあります。

 

それは、『どこが原因でこの状態になっているのか?』を把握することです!

 

「どういう治療法なのか?」よりも、「原因は何なのか?」のほうが重要です。

 

 

なぜなら、慢性症状の場合「痛いところ」が「原因」ではなく、隠れていて探しにくくなっているからです。

 

どんなに優れた治療テクニックがあっても、原因を突き止めない限り行き当たりばったりの治療になり結果は出ません。

 

 

身体は無意識に、「悪い箇所」を違う部分が「かばう」という能力が備わっているからです。これを補正作用といいます。

 

 

原因の悪い箇所を見つけることが「診立て」であり、例えば建物を建てる前に設計図を作ることと同じです。

 

要するに、「原因を追究せずに痛みの出ている部分だけを触る」ことは、「設計図が無く建物を建てること」と同じです。

 

更に言い換えますと、「海図がなく航海する」ようなことであり、それでは遭難してしまいます。

 

 

 

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海図が無く航海をすれば遭難してしまう…

 

 

 

では具体的に、どうやって原因の悪い箇所を探すのかと言いますと、メインは触診により「機能不全」を起こしている背骨を探すことをします。

 

 

【機能不全とは】

簡単に言えば「ちゃんと仕事をしていない状態」のことです。

 

  • 関節であれば、動くことが仕事ですが固まっていたり、滑らかに動かなければ機能不全の状態です。
  • 背骨全体であれば、生理的弯曲を維持し、重たい頭を支えられていないと機能不全です。
  • 神経であれば、脳と組織の情報のやり取りを滞ることなく伝えられていないと機能不全といえます。
  • 筋肉であれば、しっかり伸び縮みして力を生み出せなければ機能不全です。
  • 靭帯であれば、適度な硬さで骨と骨とをつなぎ止めることができなければ機能不全です。

 

 

例えば、動かない関節(機能不全)があると、近くの関節が動き過ぎてそこに痛みが出ている場合や、

腰が傾き(機能不全)それを首で戻そうとして首に痛みが出ている場合など様々なケースが存在します。

 

 

※関節の治療の必要性について詳しくはこちら

 

 

二次的にかばっている部分に痛みや症状がでていて、最初の機能不全(一番最初の原因箇所)の部分は隠れて症状が少ないことがほとんどです。

 

 

慢性症状では、必ず最初の機能不全である「黒幕」が隠れているんです…。

 

 

パーマー系カイロプラクティックでは、この黒幕の事をサブラクセーションと呼びます。

 

長く患っているほど、黒幕は探しにくくなります。

 

 

 

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多くの場合、根本原因である黒幕は隠れています

 

 

 

 

ちなみに、関節の機能不全を探す時は、繊細な触診で1ミリの違いを見極めます。

 

(※触診は簡単ではありません。私も最初は骨のズレを見分けられるのかと半信半疑でした。しかし、鉄工所の方が1ミリの100分の1⦅10ミクロン⦆の金属表面の凹凸を見分けられるのと同じで、鍛錬すれば可能になります。)

 

 

神経の機能不全を見つける際は、支配領域の把握ができていないといけません。

 

 

姿勢や動作から、身体の傾きや捻じれ左右差などを見極めます。

 

 

炎症があり熱を持っていて腫れているのか?

組織が慢性化し虚血状態なのか?

 

この判断も繊細な触診や神経圧迫測定器(ナーブスコープ)などにより見極めます。

 

 

 

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ナーブスコープ

 

 

 

これら客観的な情報を集めて、治るための設計図を作ることが「診立て」となります。

 

 

その上で、ピンポイントに動かしたい関節だけをミリ単位正しく動かさないといけない高度な矯正技術も必要となります。 

 

 

このように、「機能不全」を「機能改善」させていくことが、「根本的に治癒」させるということです。

 

したがって「患者さんを治す術」は治療家にとって「すぐには手にすることができないもの」となります

 

私はこの術を、2013年から現在まで中濱秀彦D.C.の下で磨いてきました。

 

※ちなみに、軟骨が変形したり靭帯が伸びきったもの(不可逆性変性といいます)を戻すことは出来ません。

 

 

 

  • 治療結果を出すために必要な事についてはこちら

 

 

  • パーマー系カイロプラクティックについて詳しくはこちら

 

 

  • パーマー系カイロプラクティックが治る理由についてはこちら
2022-02-15 18:17:00

開業のお祝い有難うございました!

かずあき鍼灸整骨院です。

 

2月1日に無事開業をすることができました。

 

皆様にはお祝いのお言葉やお品などを頂きまして大変有難く思います。

 

今回は皆様から頂戴した、お心のこもったお祝いのお品を紹介したいと思います。

 

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紹介しきれてませんが、これらのお品以外にもご祝儀やお菓子など様々なお祝いを頂戴いたしました。

皆様のお心遣いに感激しております。

この感謝の気持ちを胸に生きていきたいと思います。

有難うございました!

2022-02-01 00:16:00

お世話になりました!

かずあき鍼灸整骨院です。

 

昨日で11年4ヶ月お世話になった、あいあい整骨院を退社いたしました。

 

スタッフや患者さんからはなむけのお品をいただきとても嬉しく思います😭

 

こちらでは、ホントに色々な経験をさせていただき、勉強をさせていただきました。

感謝しております。

 

あいあい整骨院での経験を生かして、2/1からも頑張りたいと思います❗️

 

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2022-01-27 23:57:00

看板がつきました(^^)

かずあき鍼灸整骨院です。

 

2/1オープンに向けて準備が進んでおります。

どうにか間に合いそうですw

 

本日看板がつきました!

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店内のアクリル看板もつきました。

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内装の様子も

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オープンまであと僅かです(^-^) 

2022-01-19 01:43:00

自費治療にこだわる理由

かずあき鍼灸整骨院です。

 

 

当院が保険治療(健康保険や自賠責保険)を行わず、自費治療にこだわる理由を述べたいと思います。

 

 

まず、整骨院で健康保険(療養費)が使える時というのは、「ケガ」をした時のみになります。

 

 

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ケガとは、骨が折れた・関節が外れた・打ち身をした・関節をねじったなどの状況です。

骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れなど)

 

 

柔道整復師という資格なのですが、お医者さん以外で「ケガの処置をしていいよ」と許されている国家資格なんです。

 

 

ですので、ケガに関しては健康保険が適応されるのですが、ケガ以外のものに関しては健康保険が使えないんです。

 

 

例えば頭痛・肩こり・五十肩・長引く腰痛・長引く膝痛などはケガではなく、慢性症状と呼ばれるものであり、これらはもちろん整骨院では保険でみられません

 

 

ちなみに、私が長年かけて勉強しているカイロプラクティックは、それら慢性症状でお困りの方を得意としています。(ここでは急性症状の寝違え・ギックリ腰・むち打ちなども含めます)

 

 

そのため、当院に来られる方は慢性症状の方がほとんどです。

その方々の多くが、背骨」に原因があります。

 

 

※対応症状についてはこちら

 

 

そもそも、私がカイロプラクティックを勉強しようと思ったきっかけは、慢性症状に全く対応ができない自分を情けなく思い、将来的には必ず結果の出せる治療家になりたいと思ったからです。

 

 

柔道整復師の勉強はケガについてメインで学びますので、慢性症状についてはほとんど学びません。

ケガと慢性症状の治療は全く違いますので、柔道整復師の資格を取っても更に自分で勉強していかないと、慢性症状に対しては実際何も出来ないんです。

 

 

しかし、慢性症状でお困りの方は世の中に沢山いらっしゃいます。

そのような方の助けになりたいと思い、自費治療のみでやっております。

 

 

ちなみに、捻挫や肉離れなどのケガの場合も、実は身体の歪みや間違った動き方の癖からきているケースは多いんです。

 

 

何回も同じケガを繰り返される場合は、全身のバランスを整えるられるパーマー系カイロプラクティックをおススメいたします。 

 

 

骨折脱臼が疑われる場合や、ひどい捻挫ひどい肉離れの場合は、当院では対応できかねますので、整形外科を受診していただきます。

また、整復固定エコー観察が得意な柔道整復師の先生もご紹介いたしております。

 

※捻挫だと軽く考えていても剥離骨折などの場合がありますので、やはりエコーで確認してもらったり、整形外科にてレントゲン写真を撮ってもらうこともお勧めしております。

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